転職で海外就職を勝ち取るために、言ったら即アウトなNGワード3選!

目次

海外就職を目指しての転職は意外と簡単だけど…

転職を機に、海外就職を目指すことは、難しいことではありません。

ただ、転職の面接の際に、絶対に言わない方がよいこともあります。

NGワードと合わせて、なぜNGなのかもご紹介します。

余計なことを聞いて、転職できなくなるのはもったいないです!

絶対に確認すべきことも紹介しているので、最後まで読んでみてください!

今回は、あくまで転職を機に海外就職を目指す方向けの記事です。
今いる会社で海外就職を目指す方向けではありません!

将来の話

ここでいう「将来の話」とは、〇年後には海外で活躍する人材になっていたい。といった話です。

転職したい会社・業界の将来の話は大いにして良いと思います!

逆に、そこを語れないことには、転職自体が難しいかもしれません。

将来の話ってなんでダメなの?
前向きな感じがしない?

分かります。
けど、転職面接で未来の話は、求められていない可能性が高いです。

将来の話がダメな理由

将来の話がダメな理由の前に、なぜ将来の話をするのか、考えてみてください。

今は、少し自信が無いけど、数年修行して自信と実力を付けたときに海外に行きたいから…?

個人的には、これに当てはまる方が多くいると思います。

将来の話がダメな理由は、3つあります。

  • 企業は、即戦力と言わないまでも、すぐに海外に行ける人を求めている
  • 数年後に海外にと言って、行かない(行けなくなる)人が多くいる
  • 自信が無いと保身に走るのは、海外就職に関しては完全に悪手

日系企業の社長・工場長たちとお話をした際に、若いのにやるねえ!といった言葉をかけてもらうことがあります。

個人的には、「好きで働いているので全然です笑」といった感じですが、ベテランの方々から見ると、海外で働きたいという若者は減っているように見えるようです。

ただ、個人的な意見として、海外で働きたい人は意外と多いと思います。

「海外で働きたいと思っている人」× 「海外で働けそうな人」の組み合わせで、ベテランの方々が弾いてる人数もそれなりにいそうだな…と

なので、数年後を目標に海外でと言うと、どうせ行かないでしょ?と思われる可能性が高いです。

本当に海外で働きたいのであれば、自信が無くても「すぐに行けるオーラ」全開で面接することをオススメします!

将来の話の代わりに

とはいっても、本当に自信が持てずに海外に行き、自信喪失して退職は悲しすぎますよね…

魔法の言葉をプレゼントします!笑

僕・私は、いつから海外で働けますか!?

回答は、企業によってそれぞれと思います。

  • 入社後 1・2ヶ月をめどに
  • 入社後 1年をめどに
  • 入社後 3年以内に

この質問の良いところは、回答内容に関わらず、こちらが主導権を握れるところです。

回答が自分の理想に合っていれば、僕たちとしては、万々歳!

もし、理想よりも短ければ、腹をくくるか、縁が無かったと諦めるか。

理想よりも遅ければ、個人的には縁が無かったと思うことを推奨します。

入社後3年以内と言われた場合、僕はその会社を信用しません

マイナスイメージを持たれないようにするためにも、こんなニュアンスで質問することをオススメします!

勤務状況の話

多分、皆さんが思うことがあると思います。

勤務状況を聞かないのは、リスクが高すぎない?

それはそう。ただ、馬鹿正直に勤務状況を聞いても、良いリアクションは期待できません。

勘の良い皆さんの事なので、気付いていると思いますが、「聞き方の問題」です。

自分が好きなことに友人を誘ったとき、「どれくらい時間かかるの?」と聞かれるか、「夕飯食べて解散くらい?」と聞かれるかの違いに似たものと思ってます。

正直言うと、めんどくさいですが、海外で働くと小さな気遣いが大切なこともあるので、我慢しましょう笑

勤務状況の話がダメな理由

まず、勤務状況を聞きたい心理は、どこから来るか考えてみてください。

残業時間、有休消化状況、休日出勤の有無… 色々気になるから?

どれも正解と思います!僕が次に転職を考えるとなった場合も、絶対に気になります!

ただ、この質問のセンスが無い部分は、こんな感じです。

  • 前提として、海外就労(特に駐在)は残業が多いと思った方がよい
  • 仕事の状況によって、残業時間・土日出勤の有無は大きく変わってくる
  • 流行りの「Z世代」的な価値観の持ち主として、警戒される

海外就労の場合、限られた日本人で仕事を回さないといけないことが多いため、基本的には残業時間は多くなります。

そんな中で、残業は多いですか?と聞くのは、南極行く人に寒いですか?と聞くのと同じと考えてください。

それだけで、残業絶対しない子なのかな?ワークライフバランスが大切な子なのかな?とマイナスポイントの可能性大です。

海外駐在の場合は、特にこの質問はオススメしません!

逆に現地採用であれば、この質問はしても良い(むしろするべき)と思います。

理由は、待遇と処遇が見合っているかの判断材料になるからです。

勤務状況の話の代わりに

それなら、どんな話題から勤務状況を聞き出せばいいのかが気になりますよね。

僕は、お金の話から聞き出すことをオススメします!

前提としてですが、転職面接の際に、お金の話をしない方はいないと思います。

その際、こんな流れで、聞いてみてはいかがでしょうか。

基本給はどれくらい?役職手当はどれくらい?海外手当は?残業代は?賞与は?ざっくり予想年収はいくら?

こんな感じで聞けば、残業時間を聞かれたことに気付きません!

気付かないは言い過ぎにしても、あくまで給与条件の確認の一環として捉えてもらえる可能性が高いです。

有休消化に限った話をすれば、赴任先の長期連休を確認することをオススメします。

○○の長期休暇は、年末年始以外にもあるんですか?
駐在されてる方は、有休はそこで消化する人が多いですか?

長期休暇は、その国自体がストップすることが多いため、有休を取得して少し長めに休みを取っても問題ないことが多いです。

それだけの確認と思わせて、あわよくば、普段から使ってる人もいるよ!という回答が引き出せればベストですね!笑

政治と宗教の話

これは、前の2つとは違う意味でNGです。

普段からしないから、特に気にしなくてもいいんじゃ…

たしかに、野球と政治と宗教の話はするなってよく言いますよね

野球は置いといて、政治と宗教は、本当にやめておいた方が良いです。

アナタが危ない思想を持っているにしろ、持っていないにしろ、会社としては、警戒すること間違いなしです。

ただ、確認のために聞かれる可能性は、意外と低くないです。

政治と宗教の話がダメな理由

一般的なことは、置いときます。

まずは、政治と宗教の話をする状況を考えてみましょう。

赴任先が政情不安の場合とか、特殊な宗教の国の場合とか?

おそらく、そういったケースが多いと思います。

ただ、不安な場合も自分の主義主張をする必要はありません。

特に最悪なのは、以下のケースです。

  • ○○って国の政治体制は、僕とは相容れないんですよね~
  • この国は、××って宗教がメジャーだと思うんですけど、僕は気にしないです
  • 日本の△△なところが嫌で、海外で働きたいです

企業から質問された場合は、さらっと流すのがベストです。

過去に赴任先で生活したことがある場合は、悪く言いすぎない範囲で、感想は話しても良いと思います。

僕がもし、タイで就職先を探す場合は、タイ人は色々とルーズで日本の感覚で仕事をすると大変という話はすると思います笑

ただ、王族への批判とか、政策への批判は絶対にしません

政治と宗教の話の代わりに

自分の主義主張を発表するのはマズイですが、不安は伝えても問題ないと思います

  • ○○という国で、日本人がどのような扱いをされているのか不安
  • ××という宗教には、あまり触れた経験が無く、日常生活で相手を不快にさせないか心配
  • 家族帯同で考えているが、□□の治安が気になる

不安を取り繕って、自分の主義主張を発表するのとは比較になりません。

個人的に、不安を取り除くことは、企業の大切な義務だと考えています。

これを言って、マイナス評価してくるような企業で働いても、きっとつらい思いをします。

「気になることは聞きつつ、でも自分の意見は最小限に」をベースに面接を進めるのが良いです。

絶対にNGではないけど…

絶対に面接で話したらダメなわけではないけど、状況を見ながら話したことが良いこともあります。

タイミングを間違えると、一気に弾かれることも…

使いどころを間違えなければ、武器になることもあるので、要確認です。

赴任先への特別な思い

赴任先が大好きな場合、駐在できるのかできないのか、と言った心配を企業側はする必要がありません。

なので、基本的にはプラスに働く可能性が高いです。

注意すべきは、遊び感覚で行きたいと言っていると思わせないこと

好きだから、その国で働きたいと考えているが、仕事は仕事でちゃんとやります

というスタンスであれば、全く問題ないと思います。

外国語話せますアピール

外国語を話せることは、基本的にマイナスアピールになることはありません。

注意点は、外国語を話せるだけと思わせないこと

外国語を話せることをアピールしすぎると、すごい浅い人に見えます。

あくまで、売りは自分のビジネススキルとして、付加価値として外国語をアピールするのが良いです。

そういう場合は、企業に見抜かれることが多いです

逆に、海外で働かれている方で、現地の言葉を話せる方は、本当に尊敬してます!

自分の言葉でお客さんと話せるのが、どんなにすごいことか…!

世界知ってるんでアピール

これは、正直、諸刃の剣だと思ってます。

このアピールは、そもそもウザいです笑

ただ、これを良しとする場合もあると思っています。

赴任先が辺境の地 or 本当に人気の無い国の場合は、意外と重宝されます。

僕の知人も人気のない国に赴任していましたが、こんな感じの印象でした。

20代・30代の若手から辺境の地を狙うのであれば、このアピールも使えると考えています。

ただ、やはりウザいので、使いどころはよく考えてください笑

これだけは、確認すべきこと

もう長いので、ここでは、簡潔にリスト化だけします。

  • 家族帯同の可否(家族がいるなら)
  • お金の話
  • 赴任先の人数

詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ

長くなったので、簡潔に。

自分の知りたいことがあっても、ストレートに聞くのではなく、スマートに聞きましょう。

そうすれば、海外就労は、意外と簡単に勝ち取れます!

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